ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2008年05月21日
 ええと、この『聖闘士星矢 EPISODE.G』0(0巻)には、車田正美の本編『聖闘士星矢』の前日譚を岡田芽武がマンガ化した『聖闘士星矢 EPISODE.G』のさらに前日譚にあたる「アイオロス編」と、『聖闘士星矢 EPISODE.G』の足跡をまとめた「銀河百科事典」が収められており、「アイオロス編」に描かれているのは、超人同士の壮絶なバトルというより、『聖闘士星矢 EPISODE.G』の序盤にあったような、現代文明のなかで聖闘士(セイント)がいかなる役割を果たしているか、秘密裏に人類の平和を守り、保つ働きだといえるわけだけれど、『聖闘士星矢』本編でも、『聖闘士星矢 EPISODE.G』でも、キー・パーソンとして注目を集めながら、しかし活躍そのものはあまり取り上げられることのなかったアイオロスの、そのポテンシャルがどれほどのものであったのか、ようやく見られるのが、うれしい。さらには『聖闘士星矢 EPISODE.G』の黒幕的な存在であるポントスの復活に、アイオロスとアイオリアが絡んでいたというのは、因縁めいている。それにしても、アイオロス、いやまあ、車田の設定ではないのだろうが、ずいぶんとキュートな人物である。まだちびっ子であるアイオリアを可愛がったり、意外とアバウトであったりする様子は、のちにアテナを死守した英雄と語れる像とは、いっけんかけ離れている。が、やるときはやる、凜とした立ち姿からは、やはりこれが、あのアイオロスなのだろう、と説得させられる。このへんに、岡田のアレンジのセンスの良さが出ているように思う。

 14巻について→こちら
 11巻について→こちら
 10巻について→こちら
 9巻について→こちら
 8巻について→こちら
 6巻について→こちら
 5巻について→こちら 
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(08年)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/97480905