ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2008年05月19日
 Heavy Music

 すぐれたロック・ミュージックを聴くと元気が出てくる。これはなぜなんだろうな、と思う。おそらく、テクニカルに分析していけば、音の配列がそういうふうになっている等の理由付けをすることは可能だろう。が、しかし考えることは疲れるし、もちろん疲れは元気を奪うので、ロックは理屈じゃないと単純化されるか、あるいは極度に抽象的な精神論で解説されるのが、常となる。とはいえ、それをかならずしも悪だとは判ぜられない。なぜなら、結果的に、すぐれたロック・ミュージックは分析を拒む、と言い換えることもできるからだ。そう、たとえば、スウェーデン出身の5人組、THE SOULSHAKE EXPRESSが、そのファースト・フル・アルバム『HEAVY MUSIC』のなかで奏でているサウンドの話である。名は体を表すという言いがあるけれど、これがちょうど、ソウルのシェイクをエクスプレスしているかのようなヘヴィ・ミュージックといった感じで、いやまあ、どんなんだよ、ってな話ではあるが、しいていえばREEFとKULA SHAKERのミックスと喩えられなくもないかな、基本は60年代的であったり70年代的であったりの、要するにヴィンテージな指向のロックン・ロールというか、バック・トゥ・ベーシックなハード・ロックにほかならないのに、ブルージーな渋みとファンキーな躍動が一緒くたになり押し寄せてくるような、そういうシンプルでソリッドなダイナミズムを耳にしているだけで、どうしてか、やたらと元気が出てくる。「ウッ」と叫び、「オオッ」と叫び、「イエー」と叫び、「ベイビー」と叫ぶ、ヴォーカルの歌い回しは、雄々しく、セクシーであるし、いちいち決まっているギターのフレーズもナイスで、やわらかく跳ねるオルガンの旋律がそこかしこに効果のおおきなアクセントを与える。そして何よりもまず、低音のずしりと響く、骨太なグルーヴが、たいへん心地好い。

 バンドのオフィシャル・サイト→こちら


posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(08年)
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