ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2005年11月21日
 クール・キッズ・オブ・デス

 かっこいいじゃないか。クール・キッズ・オブ・デス(COOL KIDS OF DEATH)。とはいえ、本ワールド・ワイド・デビュー・アルバムを聴くまで、ぜんぜん知った存在ではなかったので、日本盤ライナー・ノーツを参照すると、ポーランドはワルシャワ出身、アート指向の6人組だということだ。ポスト・ラプチャー、ポスト・マキシモ・パークと喩えられることもあるらしい。たしかにニュー・ウェーヴ風でダンサブルなビートを使用したギター・サウンドは、そういうニュアンスを含んでいなくもないけれども、このバンドの場合、もっと無愛想で尖っている。個人的には、インターナショナル・ノイズ・コンスピラシーとプライマル・スクリームのミックスというか、チェコのポスト・ハードコア・アクトであるサンシャインをよりキャッチーにしたかのような、エレクトロニックなパンクに聴こえる。歌詞には、ちょっとポリティカルな匂いが含まれていて、バンド名がそのまま冠された6曲目などは、ループするテンポをともなって、ワン・フレーズが反復される、その淡々としたなかに、ギターの苛ついたノイズが混じると、おまえが気に入らないんだおまえが気に入らないんだおまえが気に入らないんだ、という、くっきりとした苛立ちの感情が浮き上がってくる、クール・キッズ・オブ・デス! オブ・デス!! かなり挑発的な印象を残す。アルバムをトータルでみると、やや一本調子である感じもするが、いや、しかし、けっして興は削がれることなく、むしろ、その殺伐としたイメージに取り込まれてゆく仕掛けだろう。初回限定には、ボーナスとして、13曲のライヴ・テイクを収めたディスクが付いている。そちらを聴くと、本質的に、かなりアグレッシヴであることがわかる。線は細いが、その音は、なかなかにふてぶてしい。

 バンドのオフィシャル・サイト→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック