ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2004年11月01日
こういうのを聴くと、ああヘヴィ・メタルにしか存在しない格好よさというのがあるなあ、と感心してしまうのが僕である。オールド・ウェイヴなスラッシュ・メタルを思わせるリフさばきがホーンテッドの魅力だけれども、個人的には、ピーター・ドルヴィングがヴォーカルに復帰した点が、うれしい。ビーターが元いたメアリー・ビーツ・ジェーンは、デビュー作がパンテラ的なサウンドであったが、セカンドでオルタナティヴ的なゆるいグルーヴを生かしたヘヴィ・ロックに変化してしまった。しかしヴォーカリストとしての表現力、作詞におけるセンスは、いっこうに曇ることがなかった。そういった部分が、ここでも遺憾なく発揮されていると思う。リズミックで柔軟に展開する10曲目の「ナッシング・ライト」などは、徹底してストロング・スタイルな前任ヴォーカルでは叶わなかったタイプの楽曲だろう。メロディアスにうたわれる〈俺を憎んでくれ、俺はかまわないさ 励ましてくれ――そして死ね!〉、こういうフレーズもものすごく好きだ。
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