ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2005年11月14日
 ヤマトナデシコ七変化 14 (14)

 意外と長期の連載になっているけれども、性格が突飛な女の子に対して美少年4人という、『花より男子』的なフォーメーションのバランスがいいのか、けっしてテンション・ダウンしていないところが、すばらしく楽しいままなのであった。性格が突飛といっても、この『ヤマトナデシコ七変化』の主人公であるスナコの場合、闇と孤独を愛する根暗なゴシック・ガールなのであって、それがときおりハンサムな行動に出たりするものだから、そのへんのギャップが、いい感じに飽きないテンポの起伏を作り出している。場を盛り上げている。彼女の恋愛がどうのこうのというよりは、てんやわんやでコミカルな波乱が、停滞しない勢いに繋がっているみたいだ。というわけで、14巻目である。美少年4人組のなかで、もっとも素直な性格の雪を中心に置いたエピソードがふたつ収められているが、両方とも、友情と成長を題材とした、なかなかいい話である。あえて言葉にしないやさしさのようなものを、うまくすくい上げている気がした。しかし絵柄のためか、そういった同性同士の心の交流に、思いもよらずホモ・セクシャルな雰囲気を見て取れてしまうのが、なんか、ちょっと照れる。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ。
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