ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2008年03月06日
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 シカゴ出身の四人組CAVASHAWNの、バンド名ままのEPには、とてもカラフルで、力強く、そしてロマンティックなポップ・ソングが、4曲、収められており、まだ何者かもわからないアーティストの自己紹介としたら、なかなか気の利いたところを聴かせてくれる。何よりも、フックがふんだんにあって、たいへんキャッチーなあたりが、良い。サウンドのタイプをいうのであれば、JACK‘S MANNEQUINからピアノ・エモ的な要素を差し引いて、オーソドックスなバンド・スタイルに還元したふう、だろうか。要は、メロディの立ち具合と、その響かせ方によって、甘やかで切なげなエモーションを成り立たせてゆく質のものである。1曲目の「OUT OF MIND」は、やはり1曲目だということだけあって、ギターのリフ、コーラス、ハーモニーの三点が、意気のあがるビートの上で、絶妙なバランスをつくり、そつのないアプローチのなかに、たしかなセンスが備わっていることをアピールする。タイトルどおりのシンプルなフレーズが、決まるべき箇所でびしっと決まっていて、それをうたうヴォーカルは、じょじょに熱っぽくなり、どこかメロウな雰囲気があるのも、チャーミングさを倍加させる。「OUT OF MIND」に負けず劣らず、2曲目の「MADISON」や3曲目の「THRILL」だって、存在感が抜群のナイスなナンバーではあるのだが、しかしバラード調の4曲目「JUST BECAUSE」が、ずるいやあ、というぐらい、最後に、ぜんぶの評価をさらっていく。楽曲は、ウェットにドラマティックに展開し、〈JUST BECAUSE〉の〈JUST〉の〈U〉のファルセットが、あざやかな印象となって残る。

 バンドのオフィシャル・サイト→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(08年)
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