
たぶん若い、ニュースクール・ハードコア寄りのスクリーミング・エモ・メタル(造語、いま作った)をやっている5人組YOUR LAST BREATHのこれ、『WE PLAY FOR KEEPS』は、6曲入りデビューEPになるのかな。要するに、サウンドは、ある程度構築された枠組みのなかにあり、そこで、ヘヴィにメタリックに熱気を迸らせながらも、ときおりメロディアスな叙情を発している、つまり動的なパートと静的なパートが入り混じる、ヴォーカルはただ叫ぶタイプであるが、叫ばれるフレーズのラインは、わりとはっきりしていて、シンガロングな連帯感をそこはかとなく匂わせているみたいだ。と、ま、類型といえば、類型ではあるのだけれども、いや、けっして悪くはないといった印象である。むしろ、新人だということを踏まえれば、ぜんぜん上等な部類に入る。評価、甘いかな。たしかに新鮮味や独創性に関しては、参照項のパッチワークだという風な穿った見方もできなくはないが、しかし、そういった構成を支える、ひたむきに流転するエネルギーの部分だ、そこが、聴き手の前に矢印となって現れている。あとはそれに従っていけばいい、といった説得力が感じられる。
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