ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2004年10月21日
 僕がわりと熱心にSF小説の類を読んでいたのは、高校の頃までで、それ以降はあまり読まなくなってしまったのは、子供騙しだとか現実逃避だとか、そういう風に思ったのとはむしろ逆で、SFとして書かれていることを真剣に受け止めてしまうというか、SF小説に書かれているのは、この世界という足場の不安定さであったり、自我の虚偽性であったりするように感じられるからなのだった。要するに、読んでいるうちにおっかなくなってしまうのだ。
 しかし、この本を読んで、肩の力が抜けた。そうか。もしかしたら僕は純粋にSF小説というものを楽しんで読んでなかったのかもしれない。とはいえ、べつにふざけた内容というわけではなくて、ひじょうに熱意と誠意のあるブックレビュー、ガイドブックとなっている。正直な話、僕は、ここに紹介されているもののうち、三分の一ぐらいしか読んだことがないのだが、ぐいぐいと引き込まれたし、いくつかは新しく読んでみよう、いくつかはあらためて読み直してみようという気になった。
 インターミッションとして書かれているタイムトラベルに関しての部分が、個人的には、とくに興味深かったので、とりあえずケン・グリムウッドの『リプレイ』を高校1年の時以来、ひさびさに本棚から引き出してみようと思った。見つかるかな。


posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書。
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