ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2004年10月21日
メロディのことを考える。さいきん思うのは、優れたメロディ自体が優れた表現であるという見解を多くの人が持っているのではないか、ということで、優れたメロディを作れば、はい、そこでおしまい、というような音楽が多すぎやしないか、ということだ。そうじゃない。メロディは、サウンドのなかのいちマテリアルにしか過ぎない。それは手段として使われなければならない。そういった場合のみ、メロディは、感情を揺さぶるウェーヴとなる。メロディアスだからエモーショナルなんじゃない。エモーショナルでありうるために、音は、メロディを求めるのである。ライナーノーツによると、ここには、なにか政治的な意見が過分に含まれているらしい。だが、重要なのはそうしたことではない。ここにはたしかにメッセージがある。メッセージがあることが伝わる。それが僕の心を動かす。傷つくことによる痛み、傷つくことを恐れない強さ。全体的に基調はメロウであるけれども、どこかやさしくあたたかい。もしも、このアルバムがなにか政治的なものを含んでいるとしたならば、それは、ビオスたる生命だろう。
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