ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2008年01月30日
 リヴ・ザ・ストーム

 やたら血が騒ぐ、そのような感覚を与えてくれる表現には最大限の敬意を払いたいものだな、と、つねづね考えている身だから、とかくDISFEAR(ディスフィア)のアルバム『LIVE THE STORM(リヴ・ザ・ストーム)』には恐れ入る。もっとも、このバンドの作品を聴いたのは今回がはじめてなので、あまりえらそうなことは言えないのだけれども、いやいや、しかしこりゃあ燃えるだろ、そう声高にならざるをえない。それぐらい『LIVE THE STORM』に関しては、ヒットであり、ホットであり、ジャストである。AT THE GATESやTHE CROWN等の活動で知られるトーマス・リンドバーグがヴォーカルをとり、ツインのギターのうち一本をENTOMBEDのウッフェ・セダールンドがつとめる、つまりはスウェーデンのデス・メタル・シーンに関わる人脈でメンバーは構成されているわけだが、すくなくともサウンドの基本線はといえば、MOTORHEADでありDISCHARGEであるような、狂おしいまでの激情により高速度域を目指すロックン・ロールのイメージであって、たとえば初期のTHE HELLACOPTERSや、ZEKE、SPEEDEALER、GENOCIDE SUPERSTARSあたりと相通じるところがある。何はともあれ、1曲目の「GET IT OFF」で、常套的ではあるけれどするどく、気迫に満ちたギターのリフがじゃがじゃが刻まれた瞬間から、強烈なインパクトを寄越す。頭のなかが、かっ、となる。ヴォルテージがあがる。トーマスの濁声を吐き捨てるスタイルの絶唱も、重低音を乱雑に叩きつけてくるリズム隊の演奏も、やわさのない、アグレッシヴなスピードを強固にする。全編に渡り、いっさいのゆるみがつけ入る隙もなく、突っ走っている。すこぶるほどにテンションの高まる内容であるが、なかでも3曲目の「DEADWEIGHT」における、キャッチーといえなくもない、大胆なはじけ具合が最高潮に好き。

 バンドのオフィシャル・サイト→こちら(音出ます)
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(08年)
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