ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2008年01月13日
 motel.jpg

 岡田ユキオの名前に反応する人間って、もうあんまりいないんだろうか。かつてのファンも今や立派な中年だろうしね。それこそ『別冊漫画ゴラク』なんか手にとることもない、さぞかしご立派な中年であろう。結局、サブカルにもポップにもパンクにもなり損ない、ちょうどB級というのが相応しいような位置づけのマンガ家になってしまった。さて。『MOTEL(モーテル)』は、いわゆるグランド・ホテル形式を採っているのだが、舞台が、場末のぼろモーテルということもあり、起こる出来事の数々は適度にしょぼく、まさしくB級映画のような内容ではあるのだけれども、じつに岡田ユキオらしい作風でもあり、いや、けっして悪い作品ではない。せこいサギ師、せこいギャング、せこいサラリーマンらが、もうちょいで、せこいながらもハッピーになれそうなところで、そのせこさゆえ、天国行きの切符を見落としてしまう。反面、女の子たちはみなタフでキュートで、といったストーリーのなかに、パルプ・フィクショナルなムードが漂う。


posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(08年)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。