ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2004年10月06日
 匿名コラムである「名前のない馬の飼い主をめざして」のなかで、小谷野敦は福田和也のことを書いているが、なんで坪内祐三のことは書かないのかとあるが、これがどういう文脈で発せられているのかよくわからないんだけど、どの本かに収めれている『靖国』についての文章で小谷野は坪内のことを書いているんだけど、そういう意味じゃないのかな。匿名コラムなので推測になるのだが、たぶんこれを書いているのは福田和也自身なんだと思う、とはいえ、小谷野敦批判の文章というわけではなく、若手の批評家は小谷野を見習ったほうがいいよ、ということが皮肉を込めて述べられているのだった。たしかに田中和生とか永江朗とかは、どこかの文藝誌に毎号のように顔を出しているけれど、それほどおもしろいことは書いてないように思う。
 ところで、表紙は大江慎也である。福田和也と青山真治と松浦理英子が、大江あるいはルースターズについての文章を寄せているのだが、これがなかなかおもしろかった。おもしろいというか、僕がルースターズに関してはほとんど興味がないタイプの人間だというのもあるんだろうが、どれだけ優れた書き手であっても批評をしないこと、言い換えれば、自分語りや感想文のようなものでしかロックというものは言語化することができないのかもしれない、とふと思った。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書。
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