ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2007年12月14日
 10年前の自分に、大暮維人と赤松健がさあ、『週刊少年マガジン』を代表して、少年マンガの未来について対談しちゃうんだぜ、と言っても、絶対に信じなかっただろうね。知らず知らずのうちに時代は変わってゆくんだな、と思う。その大暮・赤松特別対談と、加瀬あつしの自伝エッセイふうマンガ『ゲドー戦記!! オレのまんが道』を目当てに購入した『少年マガジンドラゴン増刊』だけれども、正直、そのふたつから得るものはあまりなかったし、本誌掲載作品の番外編や、安田剛士の『月と俺』などは、まあね、といった程度の作品だったのだが、しかし思いのほか、新人マンガ家さんたちによる読み切り作がみなおもしろく、買って損したという気はぜんぜんしなかったので、とてもラッキーだ。個人的な趣味でいえば、片山あやか『妖一夜』、石沢庸介『オハナ迷彩』、豪村中『メガバカ』、朝陽昇『アシタハ』、佐藤陽介『赤毛のサスケ!』、北山やいち『地球迷宮』あたりが、好みである。つまり、読者のアンケート投票で一位に輝いたら『週刊少年マガジン』への掲載権が得られる「第1回ドラゴンカップ」参加の10作品中、6割が当たりだと感じられたということで、むしろこのなかから一個だけ選ぶのに難儀させられるぐらいだ。しいていえば、『妖一夜』か『赤毛のサスケ!』かなあ。『アシタハ』や『地球迷宮』あたりは『月刊少年シリウス』のほうが似合いそう。それにしても興味深いのは、作者たちのプロフィールを見ると、影響を受けたマンガ(マンガ家)の欄に、ほとんど『週刊少年マガジン』系の作家が挙がっていないことで、まあ、大暮も赤松の対談も、そこでイメージされている少年マンガって、結局は『週刊少年ジャンプ』っぽいもののことだもんな。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(1) | マンガ(07年)
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