ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2004年09月30日
うーん、個人的にはちょっと残念な感じかな、これは。シリアスなモードであるのは、ばしばし音から伝わってくるのだけれど、それが良いとは言い切れない側面がある。前作まではあった痛快なほどの爽快感が差し引かれてしまっている。それが顕著に現われているのが、メロディの部分で、以前のようなブリンク182風味のものでなくて、リンキン・パークやアヴリル・ラヴィーンのものとあまりにも近似なのは、たぶん同世代の共時性からきている偶然だろう。それをエモーションやリアリティと結びつけるのは容易い。が、しかし逆に、バンドの固有性のようなものは、確実に薄められてしまっている。たしかに普遍的な意味でのクオリティの良質には近づいてはいるんだけど、ヘヴィ・メタル・パンク・ポップ・スラッシュがごっちゃになった、かつての奇形さが失しられていることが、すこし寂しい。ライナー・ノーツで、上野拓朗が、6曲目の「ビター・エンド」はメタリカの「バッテリー」に激似、って書いてて、じっさいに聴いてみたら、僕と僕の弟が似てるぐらいの勢いでそっくりだったので、笑った。そういう容赦のないハチャメチャさこそが、やっぱりSUM41の醍醐味であって欲しいと思うのだった。
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