ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2007年11月16日
 あかねSAL☆ 3 (3) (講談社コミックスキス)

 2巻のラストで、主人公のあかねが芸能界入りする展開は容易に想像できた、なかはら★ももた(原作・岡田惠和)の『あかねSAL☆』であるが、じっさいそのとおりの展開となっているこの3巻を読むと、どうもストーリーのメリとハリが弱まっているふうに感じられるのは、自分のやりたいことが判然とせず大学卒業後の進路を決めかねるあかねと、彼女より年下でありながら自分の意志でプロの世界を生きるアイドルたちとの対比が、作品のなかから消えてしまい、あかねのモラトリアムのまっすぐな延長線上に、芸能界活動が位置するかっこうになってしまったためだろう。結果、アイドル・マンガとして見ても、フットサル(サッカーないしスポーツ)・マンガとして見ても、中途半端な内容になってしまった。まあ、成長しない人間の自分探しが主題だとすれば、これはこれでアリなのだろうけれど、そういった部分を差し引いても、魅力的なマンガであっただけに、この流れには、ややもどかしさを覚える。

 2巻について→こちら
 1巻について→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(07年)
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