ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2007年11月08日
 アウト・ロー 13 (13) (ヤングマガジンコミックス) アウト・ロー 14 (14) (ヤングマガジンコミックス)

 木内一雅(作)とコウノコウジ(画)のコンビによる『アウト・ロー』であるが、掲載誌で最終回を読んだとき、ああ、どうも中途半端に締められてしまったなあ、という感想がつよくあったのだけれども、こうして単行本で読み返してみると、かつてはろくでなしだった男が、更正し、社会に復帰する話として、それ相応にまとまってはいるのか、幼児虐待を繰り返すクソみたいな奴らとの対照により、元ヤクザで〈ついこないだまで女子供をバンバンバンバン叩いていたクセに!〉といわれてしまう主人公アツシの変化が示されることで、作品全体のクライマックスがつくられている、とはいえ、全14巻という長さのなかで、そうした変化の過程が読み手を説得するほど十分に描かれていたかどうかは、ちょっと判断が難しいし、そして、少年野球の監督という、変化の基準となるべき最重要のファクターが、この終盤において大幅に後退してしまったのには、やはり不満が残る。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(07年)
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