ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2005年08月23日
 酔って言いたい夜もある

 女心がわからないのは、ひとえに僕が男の子であるからなのだろうが、それでもいつでも女の子の気持ちを理解したいな、って願うよ。本書『酔って言いたい夜もある』は、角田光代の対談集である。人と話すのが苦手な角田の提案により、リラックスのため、対談相手との間にアルコールを介在させ、さまざまなことを語り合っている。対談相手は、魚喃キリコ、栗田有起、石田千、長島有里枝と、マンガ家から同業者、エッセイストに写真家など、ジャンルは違えども、いずれも女性ファンが多そうな、つまり角田の表現と同傾向な人たちが選ばれている。個人的には魚喃と石田の項が、もともと僕が彼女らのファンだというのもあるのだろうけれども、興味深かったかな。石田の飲み方は汚ねえなあ、とか。とはいえ、全面的に内容は、酒の席での与太話みたいなものであって、うはーと刺激を受けるようなところはなかったが、でも、そういうところが良いのだと思う。これまでにどういう人と付き合ったかとか、どういう音楽が好きかとか、料理やお酒、結婚願望についてウダウダなどといったようなことは、そこらへんのブログでよく見かける話題程度のもので、人によってくっだらないと感じられるとしても、いや、それはそれで本質的な話ではあるわけでしょう。うん。みな一様に下北沢とか吉祥寺をテリトリーにしてるのは、僕なんかにしてみれば、すごく90年代的なのだが、それは僕個人がもうあんまりそういった土地を訪れなくなってしまったからだというのもあるのだろうな。そのあたり、ある程度年齢を重ねてしまえば、都内に住んでいないかぎりは、縁遠くなる感覚だ。


posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書。
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