ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2005年08月23日
 Tommyland: The Ride

 おい君、トミー・リー(モトリー・クルーのドラム)はいったいどうしてしまったのかね? と思うぐらいに方向転換のなされたサード・ソロ・アルバムである。といったって、ファーストがミクスチャーで、セカンドがヘヴィ・ロック路線というような具合だったのだから、もともと一定のスタイルがあったわけではないともいえる。ゲストとして参加している面子、ブッチ・ウォーカー、ジョエル・マデン(グッド・シャーロット)、アンドリュー・マクマホン(サムシング・コーポレイト)などなどから推測できるように、今回の『TOMMYLAND:THE RIDE』においては、ずいぶんとポップなサウンドが展開されているのだった。どちらかといえばニッキー・シックス(モトリー・クルーのベース)の嗜好に近しいような内容ではないだろうか。そんなこともないのか。僕が購入した輸入盤は、ソング・ライティングの詳しいクレジットがないのだが、しかし、それぞれの楽曲へはゲスト陣からのインプットが色濃く反映されているように思う。とくに7曲目「I NEED YOU」などは、アンドリュー・マクマホンがヴォーカルをとっているというのもあるけれど、まんまサムシング・コーポレイトのアウト・トラックのようである。ところで9曲目でうたっている女性ヴォーカルは誰だろう? それはともかく。このアルバムの最大の弱点はサウンドのプロダクションになるのだろう。スコット・ハンフリーの音作りは、こういうポップなものに対しては向いていないのかもしれない。生々しい部分を削ぎ落とし、クリアーさを際立たせ、さらに賑々しさを強調した造形は、まったくもってトゥー・マッチ、耳に障る、たとえばギターやドラムの硬質な騒がしさは、楽曲をやわらかくバウンドさせない、繰り返し聴きたいなという欲求もまた、地面にたたきつけられ返ってこない。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽。
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