ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2007年10月18日
 Let’sぬぷぬぷっスーパーアダルト (バンブー・コミックス DOKI SELECT)

 〈……………………な…なんてこった…くそーーーっ何がLet'sぬぷぬぷっスーパーアダルトだっ!! ぜんぜん ぬぷぬぷっのキャラ出てこねーじゃん!! こんなモン サギだろ サギっ!! 昔(オールド)のファン ダマしてんじゃねーよ!!〉と、単行本の最後の最後で、懐かしのスシネコが憤っているのであったが、いやいや、それ以前に、ここまでストレートなエロ・ネタばかりであると、あまりおかしみを感じられないかな、というのが正直なところで、かつて『週刊少年マガジン』に連載されていた無印版とは、まったくべつの作品であるというふうに捉まえたとしても、何の抑圧もないままに、卑猥なシチュエーションが繰り広げられ、その卑猥であること自体を、逆手にではなくて、順手にとったようなオチのつけ方は、ややひねりが足りない。これは、かわいらしい女性がセックス(性交)をしたり、淫乱であったり、スケベなことを言ったりするだけのオンパレードでは、つくられるギャップの幅が、意外と狭いせいであろう。また、いちいちギャップが弱いため、たいせつなギャグに繋がっていく、三ッ森あきらならではの黒さやシュールさも、ワン・パターンになりがちな節がある。要は、素直すぎるのだ。とはいえ、子供番組の人気マスコットであるばかりに、つねにイノセンスでなければならないといった宿命を負う「パンダ君」が、さまざまな受難に見舞われるシリーズに関しては、それを逆手にとったかのような意地の悪さがあって、回を重ねるごとに、おもしろくなる。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(07年)
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