ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2004年09月15日
 勝手に結論づけると、いま現在使われるエモやスクリーモというのは、02年以降の量産型ラウド・ロックを指し示す言葉なんだと思う。『機動戦士ガンダム』において、ザクやジムといったモビルスーツは、量産型であることが、その存在理由となっている。のと同じように、エモやスクリーモといったカテゴリーに括られるアーティストというのも、ほとんど同じ規格でもってマス・プロダクトされていなければならない。たとえばアマゾンのカスタマー・レビューとかを見ると「アット・ザ・ドライヴ・インみたいなサウンド。エモ・ファンは是非」とか「ユーズドのファンならば気に入ると思う。スクリーモ好きな人必聴」とか書かれているのが、ものすごい数あるのだけれど、じっさいに聴いてみると、えーぜんぜん違うじゃん、ってなる。要するに、そこでは個体差に対する拘りよりも、どれだけ比較対象と近似であるかが重要視されているのである(もちろん皮肉ですよ)。

 でもって、これも、そういった02年以降の量産型ラウド・ロックのひとつである。前作はあんま印象に残っていない。が、もうしわけない、これもあんまり印象に残らない。作品の出来不出来の問題ではなくて、たとえば、ほかの同じタイプのアーティストのケースに、このCDが入っていても、別段違和感を感じないということだ。量産型をまっとうしているという意味で、非常に高性能な作品ではあるけど。「おーおー」という、わりと大仰なコーラスが、たぶんターボニグロからの影響で、そこいら辺がちょいと珍しいぐらいかな。
 それにしても。ジャケットの印象だけで、無理やりバンドの個性付けをしてしまうライナー・ノーツはエラいな。それがサウンドに反映されてません、って、あえて言わないんだもん。
posted by もりた | Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽。
この記事へのコメント
こんにちは、はじめまして。
Circa Surviveの感想をブログに書いて、他の人はどんな感想なのかなと思っていろんなブログをよんでいたらここにたどり着きました。
僕が聴いている音楽もあれば、全然知らないものもあり楽しく読ませていただきました。いろんなものを聴いているんですねぇー。
この記事のライナーノーツのくだりはかなりウケました! 確かにサウンドに反映されてねぇ・・・(笑)。
また遊びに来ます。
Posted by ループ at 2005年05月12日 00:49
どうもです。
Circa Survive、けっこう良かったですね。
あーこの自分が書いたのひさびさに読み返しましたが、
あんがい思い切ったことを書いてるんで、驚きました。
Posted by もりた at 2005年05月12日 09:10
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