ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2005年07月27日
 武打星 2 (2)

 毎日を怠惰に過ごす青年、神野武は、ふとしたはずみで中国映画の日本ロケに参加することになる。そこで体験したワイヤー・アクションに魅せられた彼は、スタントマンを目指し、単身中国香港へと渡るのだった。『SPEED KING』終了後、音楽雑誌『クッキー・シーン』でサブカル調の薄っぺらいマンガ(イラスト?)を発表し、ソフト・ロックを聴きはじめると男は駄目になる、という偏見を僕に植え付けた間部正志であったが、ようこそ、ふたたび「燃え」の領域に帰ってきた。絵柄は多少変わったけれども、いや、しかし、これ、『武打星』は間違いなく『ノーホシTHEルーザー』そして『SPEED KING』に続く、第三の漢(おとこ)の叫びである。1巻で、ようやくスタントマンになるための入り口に立った主人公は、この2巻で、その才能をじょじょに開花させてゆく。派手な体術を次々にマスターしてゆく。男子三日会わずば刮目して見よ。才能の裏付けとなるのは、やる気に基づく努力とガッツ、さらには負けん気である。他人を蹴落とすことに戸惑いのないライバルたち、おい、だけど、それは間違ってるぜ、って思うのであれば、口で誤魔化すんじゃなく、生き方によって証明するしかねえのであって、そのへんが、やっぱりジャストに燃える。大好きな女の子におだてられれば、どんなデンジャー・ゾーンにだって飛び込んでしまうシンプルさも、またよろしい。男の子っていうのは、まあ、そういうどうしようもない生き物であったことを、思い出す。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ。
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