
で、これは『ザ・フューチャーエンブレイス』からのDVDシングルになるわけだけれども、当然のように表題曲「ウォーキング・シェイド」のヴィデオ・クリップが収録されている。それとビリー・コーガンのインタビューが4分程度。インタビューのほうは、僕は英語が堪能な子ではないので、何を言っているかよくわからないが、たぶん撮影に関することなのではないか、と。さて。クリップである。すでに観たときはあったのだけど、ゆっくりと観たときはなかった。というか、やっぱりビリー・コーガン痩せたよねえ。内容は、「アヴァ・アドア」のクリップに通じるゴシックなテイストがあるけれども、あちらがヨーロッパ風であるならば、こちらは近代イギリスを思わせる世界が、デジタルな画像処理によって、切り貼りされ、スムーズに繋がれている。ピントは基本的に、ビリー・コーガンに合わせられており、彼を中心に置いた世界が、さまざまな女性たちの訪れとともにスクロールする。天女からもらった小さな箱を鍵で開ける、そこから出てきたのは、なんだろう、心臓かな、違うか、そうしてメタ世界を自転車で駆け抜けてゆくビリー・コーガンなのであった、そんな感じ。イマジネイティヴというよりは、BGM的というか、この曲は映像をともなったほうが素敵に聴こえる。
