ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2007年07月21日
 神様ドォルズ 1 (1) (サンデーGXコミックス)

 帯にある今石洋之の「やまむらはじめのロリと巨乳のキャッチー攻撃」というコピーがたいへん萎えるんだが、いやまあ、ロリと巨乳はどうでもいいのだけれど、キャッチーであるという点に関しては、あながち的外れではない、と思う。では、そのキャッチーさがどこからやって来ているのか、といえば、たぶん、登場人物のごく日常的でファニーな振る舞い(ともすればロリや巨乳といった要素もここに含まれる)によって、シリアスな展開のもたらす緊張が、ほどよく緩和されているためである。換言すると、やまむらはじめの『神様ドォルズ』は、すくなくとも、この1巻に関しては、謎めいて超常的な現象のなかで自意識を持て余す若者たちが交錯する、といった作者の傾向を踏襲してはいるが、先ほど述べた部分が、ちょうど、灰汁をすくう役割を果たし、閉塞の息苦しさを免れている。とはいえ、序盤は良いけれど、物語が長くなるにつれ、複数にまたがる因果関係のディレクションに、難が出てくるのも、この作者のクセではあるので、そのへんについては、もちろん、今後の展開如何にかかっている。

 『蒼のサンクトゥス』
  5巻について→こちら
  1巻について→こちら


posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(07年)
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