
遅ればせながらで、このバンドのことは、セカンド作に当たるのかな、この『RECLAMATION RPOCESS』というアルバムで知ったんだけれども、ちょっと調べたら、すでに解散しているんだってさ。っざけんなよっ。だから駄目だよ、こういう人たちのことは早く教えてくれないと、困る。ひさびさに自分のアンテナの低さを呪った。めちゃんこ格好よいではないか。あまりにも感銘を受けたので、前作『SIGINAL TO NOISE』も取り寄せて聴いてみたが、そちらもすげえ良かった。なによりも発想、音の組み立て方が非常に独特だ。基本線は、ストイックでファストなニュースクールのハードコアのようであるのだが、そこにエレクトリックな装飾がふんだんに混じり入っている、ピコピコいう電子音と打ち込みのリズムそしてインダストリアルがかった音響が、ストレートな勢いを削ぐのではなくて、瞬間瞬間の絶唱を、マッシヴな衝撃として増幅させている。強いていうのであれば、スナップケイスとナイン・インチ・ネイルズのコンビネーションといったところだが、ハイとローを結ぶエネルギーの回転数が、それらアーティストとは異なっている、RISE固有のものとして成り立っており、震えるほどに胸を撃つ。や、この人たちほんとうに解散したの? 前作から本作にかけてのステップ・アップぶりから推測するに、今後のキャリア次第では、途方もないレベルに到達できたのではないかと思う。すごくもったいない。出会いが遅すぎた。残念すぎる。
バンドのオフィシャル・サイト→こちら
追記:

と思ったが、ほんとうはこのバンド、聴いたことがあった。02年の『MTVロード・ルールズ』というコンピレーションに1曲提供していたのだった。他のコンピでも耳にしたときがあったかもしれない。ああ、そうか。だめだな。自分のアンテナの、低さよりも、感度の悪さを省みた。
