ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2017年03月26日
 Bonehead

 括るとするなら、ヴィンテージなハード・ロックに近いというニュアンスでのストーナーになるだろうね。フィンランド出身のトリオ、RUCKWATERのEP『BONEHEAD』で聴かれるサウンドは、である。1曲目の「ONCE MORE WITH FEELING」など、縦ノリと修辞できるようなリズムとギターのリフとでぐいぐい押してくるナンバーには、アメリカのKYUSSやFU MANCHU、イギリスのORANGE GOBLIN、スウェーデンで活動しているスパイス(元SPIRITUAL BEGGARS)のキャリア、THE MUSHROOM RIVER BANDやBAND OF SPICEを引き合いに出せるものがある。が、しかし、それらに比べ、パンキッシュと見なせる疾走感がバンドの印象に強く付加してもいる。ワンツーワンツースリーフォーのカウントで幕を開ける4曲目の「SUPER FRUSTRATION」における勢いは、まるでガレージ・ロックかハードコアじゃないか。他方、6曲目の「FLAME DOESN'T CAST A SHADOW」では、まさかシューゲイザーからの影響でもあるのかよ。後期のRIDEを思わせるアーシーなアプローチと初期のRIDEを思わせる轟音のアプローチとが奇妙な同居を果たしており、その意外な展開に少しぎょっとさせられる。全6曲の内容からうかがえるのは、ああしたい、こうしたい、の衝動を自然体で出したことによる一種の多様性であろう。それがラフでありながらもタフにまとまったフォームを生み出しているのだ。もちろん、まとまりがあるのは、EPのサイズだからなのかもしれない。調べるかぎり、これまで数枚のEPをリリースしているが、フル・アルバムは存在しないみたいで、これがフル・アルバムのサイズになると、どうくるか。ライヴも良さそうだし、気になっている。

 バンドのオフィシャルFacebook→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(2017年)
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