ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2007年06月07日
 こまみたま

 『アストラルエンジン』(原作・村上ひでお)で、いまどきにキャッチーな冒険ファンタジーを描いた中山敦支の、今回はオリジナル・ストーリーである『こまみたま』は、〈かつて京にはびこる八百万の妖怪を 一人の退魔師と二匹の神獣狛犬が討ち倒した そして退魔師は妖怪達を封印し 狛犬達に守護させた〉その結界を、知らずに破ってしまった主人公(ヒロイン)が、現代日本に蘇った妖怪変化の類を、同じく封印から解き放たれた神獣とともに退治して回る、という内容で、そうしたプロット自体は、手垢にまみれながらも、とても元気があり、さらにアクション性の高い作風でもって読ませる。ふだんのチャラいモードから、土壇場における熱血のモードへと切り替えることで、登場人物たちの感情を際立たせるのも、ある種のセオリーとはいえ、台詞回しや展開など、なかなかに決まっているし、ところどころ燃える。残念なのは、そのような登場人物たちや設定に馴染みはじめたばかりの、たった3話で物語が完結してしまっている点で、これが掲載誌である『月刊少年ジャンプ』の休刊に関連するものか、そうではないのかは知らないけれども、1話目と2話目に比べると、コメディの要素のつよまった最終話は、シリアス味が乏しく、あまり締まっていないふうに見えてしまうため、全体的な作品の質量が、やや軽く感じられるのが、もったいない。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(1) | マンガ(07年)
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