ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2007年05月12日
 ほんまに関ジャニ∞ 1 (1)

 『ほんまに関ジャニ∞!!』は、その題名が示すとおり、関ジャニ∞(エイト)7人の活躍を、みやうち沙矢がマンガにしたものなのだが、主人公として設定されているのは、写真集のため一年のあいだエイトに密着することになったカメラマンの蔵前亜理という女性で、まだ19歳である彼女の成長を、エイトの面々がフォローし、サポートするといった内容になっているのだけれど、いやあ、この主人公がさあ、まったく感情移入できない性格の持ち主でね、じっさい作中でもプロ意識の欠如から次々とトラブルを巻き起こすあたり、まだ1巻の段階だからあえて未熟に描いているにしても、おまえさんはいろいろとナメすぎだと思うよ、ってなる。しかしながら、そうすることで関ジャニ∞メンバーたちの、やわらかい心と仕事にかける真剣さが、強調されるつくりになっているのだから、やはり作者は意識的にそうしているのであろう。アイドルの意外な素顔などといったところで、結局はパブリック・イメージに則ったものに過ぎない。とはいえ、メンバーめいめいのシリアスで前向きな表情をプロモートしてゆく話の運びには、ときおり泣かされそうになる。個人的に、エイトのなかでは渋谷くんのファンなので、その渋谷くんがメインであるエピソードでの〈……無理から自分を曲げていく必要なんてないと思う / 時間かけて / いろんな経験して / いろんな考え方ができるようになれば / 自然に変わっていく時期が絶対に来るから……〉という言葉には、彼のキャリアを考えたとき、ずきん、と来るものがあった。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(07年)
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