ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2007年04月26日
 アルバムを一通り聴いている最中に、ぎょっとさせられるのは、メロディック・スピード・メタルのパロディであるかのような9曲目の「サムライ☆ラブ☆アタック」(田口くんのソロ・ナンバー)なのだが、これのソング・ライティングにクレジットされているAnchangって、もしかしてセックス・マシンガンズの人なのか、なるほどねえ。ギターとドラムの仰々しい勢いのなかで、ハイ・トーンの出ないヴォーカルのやけくそ具合が、じつにおかしいけれども、この疾走感はライヴでの盛り上がりに拍車をかけるだろうね。そのような部分も含めて、KAT-TUNの(前作をベスト盤ではなくてファースト作としてカウントするのであれば)セカンド・アルバムにあたる『Cartoon KAT-TUN II You』は、ヴァラエティ豊かな内容で、けっこう聴かせる。こうしてスタジオ音源で聴くかぎりでは、赤西くんの不在(現在は復帰している)を、それほどのマイナスには感じさせない。とはいえ、ハイライトを挙げるのであれば、やはり赤西くん込みの2曲、セカンド・シングルの「SIGNAL」と通常盤のみ収録の「YOU」になってしまうのは、まあ、アイロニックというやつであろう。双方ともに、ある程度のダンサブルさはあるにしても、おおむねソフトといえるナンバーだけど、前向きに生きていこうとする意志がしっかりと伝わってくる、そういう心強さに支えられている。通常盤ならば、「話してごらん」と自分以外の誰かに対する働きかけを持つ「SIGNAL」がアルバムの頭に置かれ、そして「あなたのために生きていいかな」と自分以外の誰かからの働きかけを待つ「YOU」がアルバムのラストに置かれている、そのような構成もおもしろい。むろん、ジャニーズ歌謡のハードなアレンジである2曲目の「Peak」を筆頭に、それら以外にもピックアップしたい曲は、すくなくない。思いのほか、田中くん(JOKER)のラップが前面に出されていないのは、個人的には残念だけれども、しかし要所要所で、アクセントとしての見事な役割を果たしているし、むしろ、その存在感たるところは、コンサートにおける定番のナンバーを収めた初回限定盤ボーナス・ディスクの、2曲目「フリーズ」あたりで確認されたい。それから「K-A-T-T-U-N」というフレーズによって、ある意味で、グループの主題歌を為す「Peacefuldays」も、そちらボーナス・ディスクのほうで、満足がいくまで、堪能できる。

 『Live of KAT-TUN “Real Face”』DVDについて→こちら
 『REAL FACE』について→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(07年)
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