ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2005年05月25日
 独り者にとって、結婚生活というのは、もちろん未踏の領域であって、それがどのようなものかは想像するしかないのだけれども、いや、もちろん親を見て何か思うこともあるかもしれないが、そのとき自分はあくまでも子供の立場なのであり、けっして夫婦という当事者ではありえない以上、やっぱり、それは知らないことなのである。さらには、子供のいる生活というのも、当然のように、未経験の状態だ。だからというわけでもないのだけれども、結婚というものには、夢を見たい見たい見ていたい。若い夫婦と幼い姉弟の4人暮らし。何気ない日常。悩みがあって、苦労があって、それでも、あたたかさがあって。このマンガには、家庭という場における「あかるさ」のようなものが宿っている。〈今は素敵なものを見つけると 家族と見たくなる 同じものを見て 一緒にワーワーキャーキャー だいじな時間〉。いつもどおり軽妙な宇仁田ゆみの筆致が、悲喜こもごもの風景を、楽しいほうへ楽しいほうへと、うまい具合に引っ張っていっている。なんて良い雰囲気なんだろう。あ、しまった。僕のようなモテないくせに(モテないからこそ)結婚願望の強い人間には、これは毒だ、猛毒だった。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ。
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