ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2007年03月26日
 ほとんど1巻ごとに1フェーズ進む展開とはいえ、思いのほかプロとしてデビューするのは早かったな。飯星シンヤの『スピードスター』3巻である。オートレースの世界で、最速の男を目指す相沢竜也は、養成所の訓練を経て、亡父のライバルであり、現在トップクラスの選手である秋吉のいる川口レース場に配属されることになった。しかし根っからの問題児気質である竜也のことである。若手ホープとして期待される先輩選手の兵藤と、さっそく衝突してしまうのだった。と、そこでいきなり、彼らを直截対決させてしまうあたりの思いきりの良さが、このマンガの魅力だろうね、やっぱり。それにしても兵藤の迫力は、たんなる噛ませ犬に終わりそうもない予感を孕み、竜也の師匠についた岩田にも、ワキを固めるにあたり、相応の存在感があってよろしい。たぶんこの調子だと、宿命のライバルである青葉と相まみえることとなるに違いない新人王決定戦は、次の巻ぐらいにやって来てしまうのかな、という気がするけれど、たとえそこに行くまで、あと一波乱や二波乱あったとしても、じゅうぶんに物語が保つだけの役者が揃えられている。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(07年)
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