ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2007年03月24日
 高校デビュー 8 (8)

 3人の1年生男子から関心を持たれ、まさかこれがモテ期というものか、いやそんなことはないない、と、やけにあっさりしている晴菜であったが、しかしヨウにしてみれば、そんな無防備なところも含めて、彼女のことが心配でならない。その矢先、またもや晴菜を暴走させるハプニングが起こるのだった。河原和音『高校デビュー』の8巻である。作者がどこまで考えているのかわからないが、たぶん今ぐらいの人気なら、最低でもヨウの卒業か、晴菜の卒業までは連載が続くのだろうから、ここらでぼちぼち新展開が欲しいところで、前巻の時点では、ひと波乱ありげな1年男子3人の登場が、もしかするとけっこうなターニング・ポイントになるのかなあ、と思いもしたのだけれど、結局いつも通り、晴菜とヨウのカップルが磐石であることを示しただけだったのは、ちょっともったいなくあったかなあ。まあ、それなりに個性的で、使い勝手の良さそうな面々が、ここで新規投入されたと考えれば、今後の話作りにも幅が拡がるというものか。とはいえ、晴菜がはじめて恋人と迎える誕生日のエピソードは、最初おもしろおかしくて、最後に締めるとこは締める、このマンガの黄金パターンがばしっと決まっており、こういう、行事ごとに少しずつ進んでいくふたりの関係が、やはり最大限の魅力なのだろうね、と再確認した次第である。

 第7巻について→こちら
 第6巻について→こちら
 第3巻について→こちら
 第2巻について→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(07年)
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