ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2007年03月05日
 田丸浩史のマンガに出てくる妄想垂れ流しの駄目人間どもが、しかし筋肉隆々に描かれているのは、作者が偉大なるヘヴィ・メタル・バンドMANOWAR(マノウォー)の影響下にあるからで、というのは、いやいや、あながち冗談でもなく、じっさいに「尿意デマイオ」などとMANOWARにいるメンバー名をもじった、むしろ当人にしてみたら失礼千万なギャグが、たしかどっかにあったはずなのだが、そういう参照項への不遜なプローチが田丸の良さでもあり、このマンガの基本的な設定も、ものすごく怒られそうなところから持ってこられていて、将来重要人物になる小学生の女の子を守るべく、未来からやって来た海兵型ロボットが、さまざまな便利グッズを披露する、といった具合に、あからさまに元ネタが割れるようになっており、題名は、その海兵型ロボットの名前に由来しているのだけど、まあ、駄目人間がわんさか出てきて、駄目でない人間も駄目になってしまう、いつも通りのひどい内容になっているのは、さすがといえば、さすがなんだろうね。とはいえ、これまでの作品と比べたら、トラブル・メーカーであるレイモンドが、だからあくまでも他の作品と比べたらの話で、意外と使命に忠実なことの結果として、コメディになっている点は指摘できるかもしれない。ところで、ここには、けっこう詳細な作者インタビューも収録されていて、そっちも『最近のヒロシ。』そのままの妙味があっておかしいし、むろんMANOWARへの愛情も語られている。しかしロビー・バレンタインも好きなのかあ。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(07年)
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