ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2007年02月16日
 素敵ギルド 2 (2)

 出だしにあたる1巻では、主人公のふうが、世間一般とは暮らしぶりのやや異なる三人組の男性と出会い、そうして彼らの素性を知ってゆく過程の追われていた、遊知やよみの『素敵ギルド』であったが、この2巻からは、逆にふうの謎めく出自をめぐるほうへと、物語の重心は切り替わっている。とはいえ、そういった本筋に関しては、ちょっと、サスペンスとスリルの線で行こうとしているのはわかるのだけど、展開のされ方に引き込まれるほどの力が備わっていない。うまくいっていない。それを残念に思うが、本筋からはすこしずれて、三人組のうちのひとり、三慈とその幼馴染みの悶着を扱ったエピソードは、よくある啓発的な劇だと言ってしまえば、まあそうだけれども、幼馴染みを励まそうとする三慈の〈みんなそうだよ 自分に何が足りないのか どこがだめなのか 右も左も上も下もわからない状況で それでも自分の夢に道をつけたくて がむしゃらに努力してるんだよ オレだってそうだ 頑張るってそういうことだよ〉という真っ正面からの言いには、僕みたいな単純な人間にしたらね、こう、ぐっときたりするところもあるのだよ、と思う。

 1巻について→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(07年)
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