ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2007年01月20日
 主将!!地院家若美 1 (1)

 やきうどんが二人組であること、そしてそのペンネームがゆでたまごを真似ていることは、『週間少年マガジン』第7号掲載の西本英雄『もう、しませんから。』で知ったのだが、そのやきうどんの“うどん”が柳澤鉄郎だというのは、この『主将!! 地院家若美』1巻に付せられているオマケのマンガを読むまで、不覚にも気づかなかった。まあどうでもいいといえばどうでもいいことだけれども、このマンガの誕生秘話が綴られたそれの、切なおかしいドキュメントぶりが、良いよ。いや、もちろん本編のほうも、十分に、おもしろい。けっして上品ではないギャグに、小匙一さし程度のシリアスさ加減を加えた作風は、ペンネームの由来となったゆでたまご的でもあるし、むしろ初期の徳弘正也かなあ、といった気がしないでもないが、もしかするとそれというのは作者らの世代的な指向性ゆえになのかもしれないし、あるいは、登場人物たちに課せられた本質的なテーマが、あくまでも肉体を用いて強くなることにあるからなのかもしれない。自分を変え、男らしくなりたいと、超人的な強さを持つ地院家若美(ちいんけわかみ)に憧れ、誘われ、彼が主将をつとめる柔道部に入った若鳥飛翔は、しかし男色な若美の、さらには筋金入りの変態ぶりに、貞操の危機を覚えるのであった。こうして柔道を中心とした学校生活のなかで、てんやわんやのドタバタ劇が繰り広げられるわけで、そのとき、全身を使っての身ぶり手ぶりが大きなアクションとテンポに魅力がある。


posted by もりた | Comment(2) | TrackBack(0) | マンガ(07年)
この記事へのコメント
これおもしろいですよね
僕もターちゃんっぽいなあと思ってました
あとボンボン坂高校とか変態仮面も思い出しました
Posted by ryosuke at 2007年01月20日 20:48
ryosukeさん。
ああ、変態仮面はそうですね、そういう雰囲気ありますね。
Posted by もりた at 2007年01月21日 17:43
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