ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2007年01月09日
 Rise

 巷で評判らしいイギリス出身の四人組THE ANSWERのデビュー・アルバム『RISE』であるが、あ、なるほどね、といったところで、その佇まいは要するに、なぜか数年おきに話題になる類の、それがちょうど今でこれなんだろう、とさえ思えるブルージーなハード・ロックだといえる。FREEとかLED ZEPPELINとか、あとはまあWHITESNAKEとか、あのあたりが参照項に置かれているんじゃないかしら、と、つまり肝となるのは、ヴォーカルの歌い回しとギターの渋いフレーズがいかに決まっているかで、そういった意味においては、さすが注目を集めるだけの完成度である。楽曲もいちいち抑揚があって、ヴァリエーションに富み、気が利いている。また、こういう系のサウンドの場合、リフのパターンやコーラスに既視感をともなっていることも強いフックになりえるわけだけれども、なんちゃって「EVERYBODY HEARTS」(R.E.M.のね)じみたラストのバラード「ALWAYS」はともかく、全体的に行き過ぎず、程よい案配で、それを成り立たせている。率直にいって、THUNDERの、そしてもちろんSKINのファースト・アルバムよりはいいよね、これ、とは思う。が、しかし、REEFが図太いグルーヴと柔軟な身のこなしで同時代のアクチュアリティを獲得するに至ったような風通しの良さは皆無で、その点、やはり懐古趣味の域を出る内容ではないか、な。

 バンドのオフィシャル・サイト→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(07年)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック