ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2005年04月17日
 A Cruel World

 んー? と、ひとまず言っておくのがいいと思った。んー? どうやらヴィジョン・オブ・ディスオーダーのヴォーカル、ティムとギターのマイクがスタートさせたバンドらしいが、そうした事実から算出される期待値と照らし合わせると、んー? と、険しい顔になってしまうのだった。けっしてクオリティが低いわけではない。そうじゃない。そうではなくて、古いのだ。10年前、ちょうど90年代半ばを思わせる音なのである。クレジットを見ると、なるほど、プロデューサーはGGGARTHだった。こういう言い方がわかりやすいかどうか知らないが、デビュー・アルバムのあと、もしも『インプリント』を作らずに、メジャー・シーンでの活動に完全移行していたならば、こういうサウンドになっていたかもしれない風である。いや、ヴォーカルはすごい。これだけは言っておかなければならない。ヴォーカルはすごい。ただ、バックの演奏が、たとえば左側にパンテラとミニストリーとヘルメットがいる、そして右側にアリス・イン・チェインズとサウンドガーデンがいる、その間にマシーン・ヘッドがいて、そのポイントを追尾するかのような、そういう感じなのである。実際問題として、これが今アクチュアルなのかといえば、んー? と、言わざるをえない。しかし、繰り返してしまうけれども、ヴォーカルはほんとうにすっごい。楽器隊がそのままヴィジョン・オブ・ディスオーダーであったならば、とんでもない作品になっていたんではないか、と、思う。ただ、まあ『フロム・ブリス・トゥ・デヴァステイション 』のあとにこれというのは納得できなくもないし、ある意味では原点回帰だろう。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック