ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2006年12月13日
 このマンガがすごい! 2007・オトコ版 このマンガがすごい! 2007・オンナ版

 結局のところアンケートというのは、不特定多数の傾向を指し示すものでしかないのだから、僕個人の指向または嗜好を盾に、あれが入ってない、これが入っていない、などと憤ってみせるのも、まあ不毛だよね、悉くヤンキー・マンガがスルーされているのは例年どおりで、もはや気にならないが、しかし、そういったジャンル云々は無関係に、今年完結した作品のなかでも、とくにすばらくすばらしかった山本隆一郎『GOLD』の、Gの字も山の字も見つけることができなかったのは、誠に遺憾である。いやいや、『このマンガがすごい!』の「オトコ版」と「オンナ版」で選ばれているうち、それぞれ上位52作品中、「オトコ版」ならば47作品、「オンナ版」ならば36作品を、ちゃんと買い揃えて、読んでいるのだから、せめてそれぐらいは言わせてください。ともあれ、このムックの最大の問題点は、双方に付せられている「ランク外タイトル サルベージ評議会」のなかで、(鼎談に参加している面子はいっしょだから、まあ)各々指摘されているように、低年齢層の支持と売り上げが反映されていない点であろう。反面、だからといって上位に、高度に難解であったり、またはマイナーな作品ばかりが並んでいるのかといえば、そういうこともなくて、ある程度はわかりやすく、(とくにネット周りで)知名度のあるものが、ずらり、といった感じで、ふつう、こういうのは「偏っている」と形容されてしかるべきなんじゃないかしら。ともあれ、「テーマ別におススメ!イチオシ作品ガイド2006」というコーナーにおける、野球マンガの項で佐々木正孝という人が、『野球しようぜ!』も『打撃王 凛』の名前すら出してくれず、某有名作のリメイクを、皮肉っぽくもあるけれど、推しているのは、ガイドとしてはまったく参考にならないので、萎える。ところで「オトコ版」の「ランク外タイトル サルベージ評議会」なのだが、粟生こずえという人が『アクション』に連載されているマンガのなかでも『駅弁ひとり旅』に対して〈なんかイヤ〉と、ごく個人的な感想以外の何ものでもない評価を述べているのが、それこそ〈なんかイヤ〉なのだけれども、その『駅弁ひとり旅』を、「あの人気マンガ家に聞く!」という項で、森薫が「今注目している作品」として挙げているのが、すこしおかしかった。

 2006年版について→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(3) | マンガ(06年)
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このマンガがすごい!2006 ・オトコ版
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