ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2006年10月14日
 元男子校に入学してしまった少女が、クラスメイトたちの意識を前向きに変えてゆくのが楽しい、酒井まゆの『ロッキン★ヘブン』の2巻では、この手の少女マンガにしたら定番ともいえる、お見舞いに合コンに元彼女の登場と、イベント盛り沢山の内容なのだが、合コンで王様ゲームというのは、未だ若い世代に(ベタでも)受けるネタなんであろうか、と思うわけだけれど、もちろんそれは本題とは関係なく、主人公の紗和の、初々しく無垢であるがゆえの挙動不審ぶりは、あいかわらず好調である。この、わりと早い時点で、藍に心の傷を負わせた過去の出来事がオープンになり、紗和が藍に惹かれていることを自覚させたり、と、そのへんの展開もへたに勿体ぶっていないから、読んでいて疲れない。いやまあ、読んでいて疲れないことがえらい、というのではないのだが、このマンガの場合は、それがちょうど主人公の性格や行動とマッチしていて、物語全体の雰囲気づくりに役立っている。ただし、登場人物のうちでもっとも軽い(ように見える)城戸は、愉快な奴だが、けっこう傍迷惑で、これがもしも女子であったならば、読み手からは、あまり好かれないのでは、と思ってしまった。

 1巻について→こちら 
posted by もりた | Comment(1) | TrackBack(0) | マンガ(06年)
この記事へのコメント
すごく面白い
Posted by 三浦花綯 at 2009年04月23日 15:20
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