ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2006年09月25日
 君に届け 2 (2)

 〈矢野さんと吉田さんはあきらめられなかった〉というのは、この巻の、山場における爽子のセリフであるけれども、いやいや、わかるわかる、矢野ちんとちづはほんとうにいい子だもんなあ。僕も彼女たちのことが、とてもとても大好きだ。というわけで椎名軽穂『君に届け』2巻なのだが、前巻のラストで不吉に臭わされた、悪い噂の広まりが、せっかく仲良くなりはじめた矢野ちんとちづとを、爽子から遠ざけてしまう。彼女たちを大切に想うあまり、あえて避けて振る舞う爽子の行動は、誤解され、逆に不信感を与えてしまう。それが切ねえのだが、しかし風早と龍ら男子陣によるナイス・サポートもあり、雨降って地固まる的に親交をよりいっそう深めてゆく、そこから先がまた熱いのである。うんうん、よかったねえ。ちづが号泣するのと同じぐらい、読んでいるうちに、泣いた。本筋は、爽子と風早の、初々しい恋模様なのだろうが、それ以外の部分もこうやって、しっかり魅せてくれるのが、うれしいし、そうすることで爽子の人の良さや気の弱さが掘り下げられ、それが前向きに変わっていく様子も、たのしく思う。

 1巻について→こちら

・『CRAZY FOR YOU』
 6巻について→こちら
 5巻について→こちら
 4巻について→こちら
 3巻について→こちら
 2巻について→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(06年)
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