ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2006年08月27日
 〈君さ 知らなすぎるよ 乙女心ってゆーのがさあ・・・〉と言われて、〈知るわけがない なぜなら僕は・・・男の子だもん!〉と涙を拭く主人公の岡虎雄は、子どもの頃、とある少女マンガ(作中表記では少女漫画)に感動して以来、少女マンガ家を夢見、目指し続ける純粋まっすぐな高校生であったが、2年に進級したとき、いっしょのクラスになった中村タキに一目で惹かれはじめる、しかし彼女には、のちに彼の運命を変えてしまうほど重大な秘密が隠されていた。ずどん。というわけで、筒井旭『ダメ出し。』の1巻である。両親に失踪され、祖父との2人暮らしといった、わりとハードな設定がなされ、才能のなさから小さなことから大きなことまで、とにかく「ダメ出し」されるにもかかわらず、前向きな態度を崩さない主人公の性格や、適度に軽くあかるく描かれる他の登場人物たちの存在、とくに友人の金子とじいちゃんが愉快なのもあり、物語は、まあギスギスもあるけれど、あくまでもポジティヴなムードに傾きつつ進むあたりが、つよいチャームになっている。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(06年)
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