ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2006年08月09日
 いっぽん! 12 (12)

 よし。熱くなった。佐藤タカヒロ『いっぽん』の12巻である。女子個人戦決勝、酒高柔道部部長の晶は、勝敗とはべつのレベルで、努力がけっして無意味ではないことを証明する。が、しかし一方で、かねてより物語のなかで登場が暗示されていた男子柔道界に波乱を巻き起こす男、冴刃真道が、ついにその姿を現す。まるで小林まことの『柔道部物語』における西野を想起させる実力主義者の真道は、圧倒的な強さと傍若無人のヒールぶりで、柔道そのものを否定するのであった。そのときに、主人公の春がとる大胆な行動が、最大の見せ場であろう。インターハイ終結にともない、春、春の世代最強といわれる北村、そして真道と、ようやく役者は揃ったといった感じである。春の、かつての師匠であり現在は真道の指導にあたる新井との訣別や、晶に対する竜二の失恋を経て、結束を固めた酒高柔道部を中心に、物語は次の段階へと進む。

 9巻について→こちら
 8巻について→こちら
 7巻について→こちら
 6巻について→こちら
 4巻について→こちら 
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(06年)
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