ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2006年07月20日
 『週間ヤングサンデー』第34号掲載の読み切り。いくえみ綾は、男性マンガ誌はこれがはじめての登場(作者プロフィール欄より)だということである。いくえみが男性向けの雑誌に登場するというのは、そりゃあ90年代の頃だったら、ちょっとびっくりもしただろうけれど、ここ数年は、作風も、また読者の層も移り変わっているので、そのあたりは、へえ、といった程度の感慨しかない。『マシマロ』という題名は、奥田民生の同ナンバーからとられており、いちおうコラボレーションの体になっている、実験作らしいのだが、べつに前衛的な作品というわけではなくて、とある恋人たちの日常を、実質3ページのわずかさで捉まえた、要するに、小品というべきものなのであった。いや出来自体は、じつにこの作者っぽい、程よく肩の力の抜かれた安寧さがあり、けっして悪くはないのだけれども、こうした歌謡曲(Jポップ)のコミカライズは、最近の『コミックバンチ』でも行われおり、種々のマンガ家によって、すぐれた作品がいくつか描かれているのもあって、それほど特筆するような内容でもないと思う。楽曲の歌詞が引かれているとはいえ、中身との関わりは希薄で、まあ、そのへんが「本文と関係ない」といったことなのかもしれない。夏には同様の企画で、長編の読み切り掲載が予定されているらしいので、つまりこれは、そちらの前哨といったところであろう。

・その他いくえみ綾の作品に関する文章
 『潔く柔く』第3巻について→こちら
 『潔く柔く』第1巻について→こちら
 『カズン cousin』第1巻について→こちら
 『かの人や月』第2巻について→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(1) | マンガ(06年)
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Tracked: 2006-07-30 02:34