ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2011年04月05日
 swampthing.jpg

 握り拳で、ガッツよこせよ、おらあ、と顔面をヒットされるような轟きがある。ヴァージニア州リッチモンド出身、SWAMP THINGのニューEP『SWAMP THING』には正にそれがある。08年の『THE YOUTH IS SICK』も、09年の『IN SHAME』も、すさまじいテンションに圧倒される激動のハードコアであったが、そのヴァイブレーションは一向に衰えることなく、たったの4曲ではあるものの、彼らが凡百のバンドには止まらないであろうことを知らしめるのに十分なものとなっている。組み合ったとたん、はじかれそうな気合いに、何がなんだかわからないけれども負けた、と思わされる。窮鼠が猫を噛むほどの衝動を重低音化、突き刺さるほどにささくれ、捲し立てるスピードが焦燥を煽るあまり、行方不明になりかねない勢いでクラッシュしまくったサウンドである。小難しく考える仕組みを必要としない。基本の構成はストレートかつシンプルで、ヴァイオレント、ヴァイオレント、とにかくヴァイオレントにあたうかぎりヴァイオレントなイメージを叩きつけてくる。メタリックなギターのリフが鋭くはためけば、ヴォーカルはひたすらアングリーに叫ぶ。それはまるで、この一瞬しかない、という主張を著しくしているみたいであって、どこかで折れねば、の妥協点を探る隙もない。はにかまない。プライドの高さすら感じさせる。結局のところ、胸ぐら掴まれ、勝てる気がしねえ、という気にさせられるのはそこの部分なんだよな。御託よりも態度の問題であろう。おまえらがくだらない誤りを述べるかわりにおれはガッツを信じる。「I NEVER KNEW」にみなぎるパワーが、「OUT OF CHARACTER」からあふれるグルーヴが、「CLOUT」をふくれさせるダイナミズムが、「I KNOW YOU」のまっすぐなカタルシスが、そう言っている。

 バンドのMySpace→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(2011)
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