ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2006年05月19日
 風魔の小次郎柳生暗殺帖 3 (3)

 この『風魔の小次郎 柳生暗殺帖』に関しては、これまでのところ正直あまり芳しく思えなかったのだけれども、前巻の半ばぐらいから、なかなか読めるものになってきている。それというのは、まあはっきりいって、ベースである『風魔の小次郎』の、あの登場人物たちが、ずらりと作中に並びはじめたからであろう。そのせいで、おそらく当初は、主人公として設定されていたはずの虎次郎は、すっかりと脇に回ってしまったが、しかし役不足な感の否めないため、致し方ない。由利聡の作家性がどこまで及んでいるのかは、よくわからないのだが、『風魔の小次郎』のみならず、『聖闘士星矢』や『リングにかけろ』あたりに見られたアイディアも、ばんばんと取り入れられ、これだけでは独立した作品として評価することはできないとしても、車田正美作品という参照項ありの、パスティーシュあるいは二次創作といった具合には、ようやく見られるレベルには達してきた。ただ、こうなってくると問題は、武蔵というキャラクターをどう扱うかだよな、と思う。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(06年)
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