「エモコア」という言葉、というか定義が表すところの「エモ」っていうのは、要するに、メロディのことなんだと思う。それはおそらく、80年代イギリス(あるいはアメリカン・インディ)の、ポスト・パンクという意味合いでのギター・ポップを来歴としている。そのように考えるのであれば、パンク→ポスト・パンク→ハードコア→ポスト・ハードコアという流れを汲んだ「エモコア」が、なぜメロディを重視するのかが見えてくる。あくまでも受け継いだ精神性の顕在化なのだ。ひじょうにアコースティカルでメロディアスな、ときおり過剰なほどに仰々しく響く箇所もあるが、基本的には、スタティックな内容で、本業であるカーシヴに比べると、かなりエキサイトメントに欠ける。じっくりゆっくり進む。けれども、それは、日和った、枯れた、降りた、とか、そういうことじゃない。ただ表し方が違うというだけの話だ。「コア」であることではなくて、「エモ」であることに拘った作品なんだろう。雨の日にコーヒーでも飲みながら、ひとり部屋で聴いていたい感じである。
日本盤ボーナス・ディスクである先行EPについての文章は→こちら
ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2005年01月27日
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Waking Ashland - Hands On deck
Excerpt: Waking Ashland - Hands On deck Waking Ashland とは? 03年11月、ジョナサン(Vo、Key)、ライアン(Gt)、アンドリュー(Ba)、ト..
Weblog: エモパンクストリート
Tracked: 2006-10-19 19:42
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