ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2006年05月02日
 猫本

 最近、本屋に行って思うのは、ペットをテーマにしたマンガがにわかにブームなのかしら、というぐらい、猫やら犬やらのキャラクターを表紙にした、その種のコミックスを多くみかけることで、いやいや、可愛さがあまれば、もちろんのように僕も、ついつい手を出してしまう。と、さて。この『猫本 NEKO-MOTO』はといえば、ある意味で、そういったヴァリエーションをひとまとめにした、決定打的な、内容だといえるであろう。こなみかなた、北道正幸、萩尾望都、諸星大二郎、小林まこと、山下和美、漆原友紀、伊藤理佐、近藤ようこ、塀内夏子、業田良家、やまだないと、小田扉、ジョージ朝倉、いくえみ綾、松田陽子、とりのなん子などなど、錚々たる面子が、“とにかく猫で一冊作ろう”というコンセプトのもとに、短編作品を寄せている。しかも、そのほとんどが書き下ろしの新作という具合なのだった。巻頭に、それら何人かの愛猫写真が付せられているように、大勢が、猫といっしょに暮らしているためか、身辺雑記的なものが多いけれども、萩尾望都や山下和美、近藤ようこ、松田洋子、小田扉あたりは、じつに「らしい」いつもどおりの独特な世界観を展開しており、これ一冊を総体的にみても、なかなかに読み応えがあり、けっして余技のレベルに止まるところではない。が、しかし、なかでもやっぱり、チー(こなみかなた『チーズスイートホーム』)のキュートさにはねえ、まいる。その表情の多彩さは、ほんとうに、ずるい。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(1) | マンガ(06年)
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猫本(ねこもと)
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Tracked: 2006-05-05 20:57