ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2005年01月27日
夜刀の神つかい(8)

 現代日本を舞台に、夜刀(やと)の神と呼ばれる吸血鬼たちと、人類との壮絶な攻防を描く。決戦の鍵を握る「夜の神つかい」日出子の救出のため、地下施設に単独乗り込んだ警視庁公安課の結城は、そこで驚愕の事実を知らされるのだった。

 なんてことだ。夕介が出てこないじゃないか。主人公が不在ということで、ややテンションが落ちている。けれども、まだまだ、ぜんぜんおもしろい。一巻一巻が出るスパンが長いので、一瞬ダレ気味な感じもするが、8巻の段階で、このテンポならば、けっして悪くはない。ただ人類側の勝ち目というのが、もう、ほとんどない気配なので、それをどうやって挽回するか、というのはある。

 この巻には、携帯の着信から浜崎あゆみの歌が聴こえ、吸血鬼の感情が揺さぶられる、というシーンがあって、それはたぶん、彼らが単純な破壊者ではないことの強調だろう。とした場合、今後、新しい人類と旧い人類の入れ替わりという展開が待っているのかもしれない。また人類側の逆転勝利があったとしても、その点だけを取り出してみれば、『アギト』や『555』、『ブレイド』といった、近年の仮面ライダー・シリーズのクライマックスと共通するところも多い。つまり単純なハッピー・エンドのないことは、あらかじめ読めるわけだ。
 さて。続きが気になる。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ。
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