ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2006年04月08日
 香取センパイ 10 (10)

 すっばらしい! やはり香取権太(フルネーム)のぶっとび具合は異常だった。秋好賢一『香取センパイ』10巻である。地区不良界最強の男、西京工業3年倍賞への挑戦権をめぐり、各校2年のあいだに緊張感渦巻くなか、香取センパイはといえば、なぜか生徒会長に立候補するが、当然のように、支持率は最低で、あげく、対立候補の弱みを握ってやろうと、尾行調査を開始するのであった。もちろん、その先にあるのはトラブルだ。つうか、ガチャピンはほんとうに彼女ができたのか。あれはワン・エピソードかぎりのネタではなかったのか、というのが驚き、いや、世界中のモテないさんたちへの朗報だろう。苦労はやがて報われるのである。もちろん、その先にあるのも香取センパイがらみのトラブルだ。と、そのようにドタバタ喜劇が連続するけれども、本筋の物語はかなりシリアス気味にクライマックス加減を増してゆく。麻生との因縁の対決が、いよいよ実現し、そして香取センパイは、ついに倍賞と対面する。ちなみに倍賞は、前巻ではエアロを聴いていたが、今巻ではポール・ギルバートを聴いている。や、どうでもいいんだが。しかし、クールに決めている倍賞でさえも、香取センパイの無茶苦茶なところ、場の空気を読まない態度に翻弄される様子が、ひじょうに愉快だ。あと、サダオやワタルのみせる男ぶりが、とてもとても燃える。この巻は、ほんとうのほんとうに何度読んでもニヤニヤしてしまう、最高なので、あなたがなぜ、未だにこのマンガを読まないのか、僕にはまったく理解できない。

 9巻について→こちら
 8巻について→こちら
 7巻について→こちら
 6巻について→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(1) | マンガ(06年)
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PAUL GILBERT(ポール・ギルバート)
Excerpt: 高速ギタリストの中で、抜群のメロディセンスを持つ。そのメロディセンスは、楽曲作成にもふんだんに活かされている。
Weblog: ギタリスト.net
Tracked: 2006-04-15 22:55