ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2005年01月17日
松本剛

 『ヤングマガジン』07号掲載。松本剛は、昔から好きなほうのマンガ家のひとりである。『すみれの花咲く頃』はりアルタイムで自分の青春と重ね合わせて読んだし、この間の『甘い水』はあまりにもノスタルジックであったけれども、それでも泣けて泣けて困ってしまった。で、ひさびさの『ヤングマガジン』復帰作は、観賞用の桃=花桃をキーワードにした、連作読み切りなのだった。母親との確執を理由に祖父のもとに預けられた中学3年生の少女が、昔の同級生や車椅子の祖父のやさしさやがんばりに触れることで、素直さを取り戻してゆく、その内容は、松本の「いい話」志向が遺憾なく発揮されたものだといえる。まあ、ありがちっていえばありがちな感じではあるし、古臭いっていえば古臭いんだけれども、描かれた表情のひたむきさには、相変わらず強い訴求力があって、どうにも惹きつけられてしまう。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ。
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