ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2010年06月26日
 Are You One of Us

 ああ、やっぱりこのバンドは好き。何はともあれその、ハードに決まっているロックン・ロールを聴くうちに、こう、心からうずうずしてくるところが良いよ、と思う。英リーズ出身の5人組、THE GLITTERATIのセカンド・アルバム『ARE YOU ONE OF US?』であるが、05年のデビュー・アルバム『THE GLITTERATI』で得られた期待と興奮を裏切らず、新しいストックとしてはじつに申し分のない作品に仕上がっている。いやいや、考えてみれば、ずいぶんと待たされたものだけれど、ジャンル的には同じ年代の同じ棚に入れられるだろうね、のTHE DARKNESSやSILVERTIDEなどがまさしく鳴りを潜めてしまったなか、ふたたび活動を表に出してきてくれたのが嬉しいし、じっさいにサウンドは以前と変わらぬ印象をグルーヴに織り込み、今一度鮮明さをアピールすることに成功している。スタイルを簡単にあらためるなら、あきらかにTHE SWEETやSLADEのようなグラム・ロックを参照していて、メロディのつくり、楽曲のキャッチーさ、いかにもブリティッシュ然とした雰囲気も当然、そこに由来している。はたまた、ヴォーカルはパッションを全開にし、リードとリズムのギターがアグレッシヴに切り込んでくるさまは、どこかAEROSMITHを彷彿とさせる。しかしそれらが、正しく温故知新を感じさせるのは、モダンであろうとするアプローチをまったく忘れていないからであって、CDジャケットの写真でメンバーの一人がそのTシャツを着ているほどにTHE WILDHEARTSと懇意であるのもよくわかる。今回のプロデューサーにはマット・ハイドが迎えられているが、過去にMONSTER MAGNETやFU MANCHU、THE 69 EYESといったアーティストを手がけているだけであって、もしかすれば前作のマイク・クリンク以上にはまった。パワフルでラウドな面がより強調的となっており、扇情性は以前にも増しているのである。だからこそ、どのナンバーも跳ねるようにするどく響き、かっこういい。ああ、もうほんとうに好き。最高にお気に入り。

 『THE GLITTERATI』について→こちら

 バンドのMySpace→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(2010年)
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